トラック運転者の長時間労働改善に向けて運送事業者や荷主企業が抱えている課題への取組

労働基準法

アイデアソン(トラック運転者の長時間労働改善に向けて運送事業者や荷主企業が抱えている物流課題テーマを募集)

 厚生労働省は、トラック運転者の長時間労働改善に向けて運送事業者や荷主企業が抱えている物流課題テーマを募集し、物流生産性向上とトラック運転者の長時間労働改善に向けた意見交換を行う「アイデアソン」(「アイデア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、解決に向けた糸口を探す場)を、「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」において5月31日まで募集、7~9月にオンライン意見交換会を開催することとし、長時間労働改善に結びつくが自らの力だけでは解決できない課題テーマを募集することにしています。

 詳細は、厚生労働省の公報ページに掲載されています。

トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト

 応募は、「トラック運転者の長時間労働改善に向けたポータルサイト」のアイデアソンで受け付けているようです。

「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン 加工食品、飲料・酒物流編」策定

 国土交通省・国税庁・農林水産省・経済産業省・厚生労働省は、令和3年4月27日合同で「荷主と運送事業者の協力による取引環境と長時間労働の改善に向けたガイドライン 加工食品、飲料・酒物流編」をとりまとめ旨の報道発表を行った。

 同ガイドラインは、飲料・酒合同会議において検討した結果を踏まえをとりまとめられたもので、ガイドライン策定の経緯は、次のとおりです。

1 30分以上の荷待ち時間が生じた件数が多い品目(加工食品、建設資材、紙・パルプ)について令和2年5月に各品目のガイドラインを策定

2 令和2年度は、荷待ち時間の発生件数が多かった飲料・酒物流について、引き続き、実証実験などを通してサプライチェーン全体での検討を実施し、ガイドラインを策定し、「加工食品物流編」から「加工食品、飲料・酒物流編」へ改訂

詳細は、厚生労働省の公報ページに掲載されています。

 なお、ガイドラインは、国土交通省の広報ページに掲載されています。